森下さんは福島県出身。福井にはご主人のご実家がありましたが、移住してきたときは不安もあったそうです。「でも皆さん、温かく迎えてくれました。特に私が住んでいる勝山市は田舎なので(笑)、みんなで助け合いながら暮らしているんです。今では県外から福井に帰ってくると、ほっとします」と森下さん。コロナ禍による自治体からの助成金もすばやく支給されたとか。さらに、手厚い子育て支援策、美しい自然、日本海のおいしい海の幸など、ここでは掲載できなかった福井自慢もたくさん聞かせてもらいました。とかく「地味」といわれることの多い福井県ですが、住んでみないとわからない魅力があるみたい。福井県が「県民幸福度ナンバーワン」といわれている理由がわかった気がしました。