システムエンジニア

【インタビュー】進化する秋田とともに。 自分も大きく成長していけそうです。

吉川雄司(28)2020年10月入社

神奈川から東京の客先へ、満員電車で5年間通勤。

私は生まれてから大学までの期間を、秋田で過ごしました。卒業後は神奈川県のIT企業に就職。主に通信キャリア向けの料金システムの保守運用に携わっていました。5年ほど働きましたが、仕事場はずっと客先。神奈川にある自分の会社で働くことはなく、毎日東京の客先まで、満員電車で1時間半かけて通っていました。その混雑ぶりはすごかったですね(苦笑)。ホームのはしからはしまで人が並んでいて、電車が来てもなかなか乗れず、4度目に来た電車にやっと乗れる、なんてこともしょっちゅうでした。

秋田出身の彼女との結婚を機に、Uターンを決意。

私は1人っ子の長男。就職した時から、いずれは秋田に戻りたいと思っていました。具体的に行動を起こしたきっかけは、結婚です。彼女も秋田出身なんですよ。コロナ禍でなかなか親とも会えなくなっていましたし、なにより東京で家庭をつくるイメージがわかなくて…。いずれは子どもも生まれてくるだろうし、だったら早いうちに秋田へ帰ろうと二人で考えたんです。

唯一の不安は、秋田にいい仕事があるのか?ということでした。転職先を探し、この会社を見つけたときは、「おっ!」と思いましたね。詳しく調べてみると、首都圏の仕事がメインで、大きな仕事も経験できそう。この会社と出会ったことで、Uターン計画が一気に進みました。

上流工程も経験。仕事のレベルはむしろ上がった。

現在担当しているのは、社名を聞けば誰でも知っている化粧品会社の基幹システムです。東京のメンバーを含む7名で担当していて、私は保守のリーダーを任されています。

Uターンして仕事のレベルが落ちたということは全く感じませんね。むしろ今は、前職では経験できなかった上流工程にも携わることができていますから、秋田に帰ってからのほうがいい仕事ができています。

またこの会社は、工程ごとに手順書がしっかり用意されています。ヒューマンエラーを防ぐ仕組みが整っているんですよ。だから新卒や中途に関係なく、誰でも力を発揮しやすい環境だと感じます。

有給休暇を消化したらボーナスが上がる会社。

働き方も大きく変わりました。前職では会社の都合で在宅勤務に制限がかかっていましたが、この会社は社員が自分で「在宅・出社」を選ぶことができます。私は現在、ほぼ在宅勤務を選択していますが、出社するにしても電車通勤で約10分。しかも必ず座れますから、通勤は本当に楽になりました。

有給休暇もとりやすいです。入社してすぐに誰でも年間20日間の有給休暇が付与されて、全社で目標としている有給取得率を達成すると賞与がUPすると聞いたときはびっくりしました(笑)。

残業は月によって多少ありますが、直近はほぼゼロ。18時半には帰宅できるようになったので、週3でジムに通い始めました。おかげで朝もすっきり目が覚めるようになりました。神奈川にいた頃は少し不眠症気味だったんです。今思えば、ストレスが相当たまっていたのかもしれませんね。

新しい拠点だからこそ、様々なことにチャレンジできる。

久しぶりに帰ってみると、秋田駅や周辺がすごくきれいになっていて驚きました。まち全体が明るくなりましたね。

秋田には自慢できる場所がいろいろありますが、私のおすすめはラーメン屋です。意外ですか?(笑)。秋田のラーメンはしょっぱ口で、味付けが濃いんですが、それが好きなんですよ。首都圏でもいろんな店に行きましたが、物足りなかった。秋田のラーメンがいちばんおいしいと私は思います。

そんな秋田で、会社の知名度を上げるための仕事にも携わっています。地元のテレビ局や新聞社とかけあったり、CSR活動(小学生向けのモノづくり体験)や、採用活動を手伝ったり。前の会社ではSE業務だけでしたから、すごく新鮮ですね。秋田はまだまだ若く新鮮な拠点。だからこそいろいろなことにチャレンできるのも魅力なんです。