大分開発部 部長

【インタビュー】先端技術への情熱も湧く温泉県・大分で、新たな拠点づくりに挑む喜び。

大分開発部 部長 K.S.

◎チャレンジ精神も熱いまち・大分に、2022年春開設。

大分開発センターは2022年4月に誕生したばかりの新しい拠点です。大分は、グループ会社であるSCSKサービスウェアが大分県ですでに実績を残していることに加え、自治体がITやDXに対して非常に積極的であると感じています。今回、大分に進出した理由としては、自治体や情報サービス産業協会の熱意、サポート体制が充実、豊かな土地でお客様への訴求力が高まることなどがあげられると思います。また大分県はアジア初の「宇宙港」に名乗りをあげるなど、新しい取り組みに挑戦する風土も感じられます。生活においては、温泉をはじめとする豊かな自然や、おいしい食、文化に恵まれている点も、大分の魅力。人材を募集するうえでも大きなアピールポイントになると考えています。

現在は社内システムのエンハンス(機能拡張)業務からスタートしていますが、ゆくゆくは、基幹システムの開発・保守、新技術への挑戦へと飛躍していくつもり。地元の皆さんからも、温かい声がたくさん届いており、ニーズも期待もひしひしと感じています。

鶏料理、お米、野菜…大分の食の豊かさに感激。

私自身は大阪出身。新卒で入社して以来、ずっと大阪でキャリアを積んできました。今回の拠点長赴任は、立候補です。大分での新たな拠点開発は、当社の歴史に残るチャレンジ。ぜひ携わりたい!と思い、拠点長の社内公募に自分から手を挙げました。

私にとっては、初めての土地でのお仕事。ですが、大分と大阪は街並みがよく似ていて、大きな違いはないな、何より人の温かみがたくさんあるというのが素直な感想です。大分の食べ物のおいしさには驚きました。特に「とり天」などの鶏料理は、大阪にない味。野菜にも子どもの頃に食べたような甘みを感じるし、お米(ヒノヒカリ)もツヤと甘みがあります。場所として気に入っているのは、由布院ですね。地元のグルメが並んだメイン通りの食べ歩きは、何度行っても楽しいし、おいしい(笑)。特に蜂の巣で作ったソフトクリームは絶品です。だから家族も、私が大分に来たことをとても喜んでいます。いつでも遊びに来られるよう、大分の新居に家族全員分の布団も用意しているほどです(笑)。

大分駅の目の前にある、モダンなオフィス。

大分開発センターは、そんな大分県の玄関口・大分駅の目の前にあります。入居しているビルは、大分市のランドマークになっているんです。ですからオフィスの場所を言えば、「ああ、あそこね」とたいていの方にわかっていただけます。また、駅からビルの前まで、屋根付きの歩道が続いているので、雨の日も濡れずに出社することができます。

真新しいオフィスは、大分県のイメージカラーであるグリーンと、大地の色であるブラウンを基調にしています。壁一面の大きな窓際にカウンター席を設けるなど、とてもモダンなつくりになっていて、地元のパートナー会社さんにもとても好評。こういうモダンなオフィスは大分にはあまりないそうです。

一方、オフィスの中はひろびろ(笑)。空席も多く、これからここを埋めていくのは、本当に楽しみだなと思っています。レイアウトや調度品、自販機の中身なども、メンバーに「何が欲しい?」と聞きながら、作り上げているところです。どうすればもっと働きやすい職場になるか。みんなの意見を聞きながら作り上げていけることも、大分開発センターならではの面白さだと思いますね。

働く場所の制約から解放されたエンジニアたち。

エンジニアの働き方はこれから、大きく変わっていくでしょう。おそらく今までのような、お客様の要求に応えて何かを作るという仕事はなくなっていくはず。お客様と一緒にビジネスを起こすくらいの仕事になっていくだろうと思いますね。

と同時に、場所の垣根もどんどんなくなっていくと思います。どうして首都圏一極集中の時代が長かったのかというと、昔は首都圏にいないとビジネスや技術の情報が入ってこなかったから。でも今はもう違います。リモートワークが進んだことで、多くの人が通勤時間や移動時間から解放され、個人の時間を有効活用できるようになりました。東京の人混みの中で働くよりも、地方で働くほうがいいと考えるエンジニアはますます増えていくでしょう。特に大分は、超満員の通勤電車はありませんし、生活のすぐそばに温泉や観光地があります。心も体もリフレッシュしながら、働くことができるのです。

日本一の品質をめざし、まずは笑顔が絶えない職場づくりを。

メンバーの人数はまだまだ少ない(取材当時3名/2023年4月現在17名)ですが、頼もしいメンバーに恵まれており、安心して仕事を任せることができています。私が心がけているのは、そんな皆さんと笑いの絶えない職場を作ること。どうせ1日働くのなら、笑顔で楽しく過ごす方がいいじゃないですか。「日本一の品質をめざす」というグループの目標を実現するためにも、まずはお互いが何でも話せる職場を作ることが大事だと考えています。

目標は、大分開発センターを、九州における1つの本部のようなレベルに育てていくことです。今は62席ありますが、これを増床させていき、究極的には大分に本社ビルを建てるくらいに成長させることが夢。今はそのための土台を作っていく大事な時期です。ぜひ私たちといっしょに、この新しい拠点を育てていってほしいと期待しています。

※記事内容は取材当時の情報です