沖縄第一開発部 部長

【インタビュー】那覇から浦添に移転し、オフィスを新設。 規模だけでなく、社員満足も拡大中。

沖縄第一開発部 部長 宮城 利之さん

IT産業を、観光に次ぐ沖縄の柱に。

私は沖縄出身ですが、30歳まで東京で官公庁向けのシステムを開発していました。当社には2013年に入社し、2019年からは那覇開発センター、現在は浦添開発センターの部長を任されています。

沖縄県では1998年からマルチメディアアイランド構想が立ち上がり、IT産業を観光に次ぐ柱に育てようという機運が盛り上がっています。また沖縄は全国でも数少ない、人口が増えている県です。人が集まり、東南アジアにも近いということで、那覇市に開発センターが設立され、事業の拡大にともなって、南風原町にも開発センターが開設。2021年夏には、那覇開発センターを浦添市に移転しました。

現在、浦添では、通信や公共システムに特化した開発を続けており、南風原は保険や証券といった金融業界向けのシステムを得意分野としています。現在、社員は浦添と南風原を合計して100名程。沖縄がいちばん大きな拠点ということになります。

会社も、ゴルフ場も、リゾートも、すぐそこに。

東京で長く働いていた私が感じる沖縄の魅力は、まず通勤がとても楽なこと。東京では満員電車で片道1時間以上の通勤をしていましたが、それが今は30分です。また東京のオフィス街では、お昼ご飯を食べるのも競争みたいなところがあって(苦笑)、どの店に行っても並ばないといけませんでしたが、沖縄はどの店もゆったりしています。

私はゴルフも好きなんです。東京でゴルフに行こうとなると、朝早く起きて、片道4時間程かかり大変でした。でも沖縄のゴルフ場は近いし、料金も安いので、毎月でも行くことができます。ちなみに今、私の自宅から一番近いゴルフ場は、片道1時間程で行けます。

沖縄の意外なおすすめは、リゾートホテルです。沖縄に住んでいると、地元割が使えるので、家族でよく利用しているんです。飛行機代もかからずに気軽にリゾート気分が味わえるので、観光客に混じって遊んでいます(笑)。お酒も好きですね。沖縄のお酒といえば泡盛ですが、すごくたくさんの種類があるんですよ。私もまだ10分の1も知らないんじゃないかな。いろいろな地域にそれぞれの泡盛があって、味わいの違いが楽しめます。

転職してワークライフバランスが大幅に向上。

私は沖縄にUターンして、この会社が2社目です。1社目は大手システム企業の現地法人だったのですが、東京への出張は多かったです。何のために沖縄に帰ってきたのか?と思ったほど。休みも少なかったし、平日に休むことは難しく、子どもの入学式も卒業式も行けませんでした。このままの働き方でいいのかな?と疑問に思うようになり、思いきって転職したんです。

この会社に入って、そうしたワークライフバランスが格段によくなりました。それに、社員同士が協力する文化がすごくあるなと感じています。上司との関係もフラット。実は親会社との関係もそうなんですよ。同じ会社のつもりで協力し合っているし、助けてもくれる。そこがこの会社のいいところだなと思いますね。

「ずっとここにいたい」と思える会社にしていきたい。

リモートワークはもっと発展するとみています。この会社はすでにいろんなツールを使って、世の中の少し先を走ってきました。でももっとフレキシブルに、もっと高品質な開発ができるはず。沖縄にももっと貢献できる会社になれると思っています。

当面の目標は、沖縄だけで1000人規模の拠点にすること。その足がかりとして、浦添市に開発センターを移し、オフィス面積を大きく拡大したのです。

たくさんの人材に集まってもらえるよう、SCSKニアショアシステムズのブランド力、知名度を上げていくことが、私のミッション。そのためにはまず、今の社員たちがもっと誇れる会社にしていく必要があると思っています。若い人たちが成長していく姿を見ることが、私は大好きです。1人1人に自己実現をさせてあげたいし、ずっとここにいたいと思ってもらえる会社にしていくことが、私の目標であり、生きがいですね。