システムエンジニア

<秋田県>動画で感じるLOCALIFE

金持宏子さん(取材時34歳)は、SCSKニアショアシステムズ秋田開発センターを支えるプロジェクトリーダーの1人。現在は地元で活躍する金持さんも、新卒で就職したのは東京都内のIT企業でした。東日本大震災を機に、秋田に残した家族のことが心配になり、24歳でUターン。しかし当初はなかなかやりたい仕事が見つからず、数度の転職を経験したそうです。それでも、「家族と自分のキャリア、どちらも大切にしたい」と願い続けた金持さんがたどり着いたのが、現在の職場。その後のお仕事や秋田での暮らしについて、語っていただきました。

今回の撮影地は、秋田港。巨大な風車が並ぶ港に、鏡ばりのポートタワー「セリオン」が美しくそびえたちます。そんな秋田を代表する景観を眺めながら、「高校時代は秋田から早く出たくてしょうがなかったんです(笑)。でも今は、秋田が大好き」と話す金持さんの晴れやかな笑顔がとても印象的でした。最近では、会社が地元の大学で開講するキャリア授業にも、講師として参加しているのだとか。大学生たちにご自身の経験を伝えながら、「この会社なら、秋田でも首都圏の大きな仕事ができます。仕事をバリバリやりつつも、プライベートはのんびりとした時間を楽しむ。そんな人生をこれからも歩んでいきたい」と、秋田で芽生えた夢を語りかけているそうです。