開発2部 部長

【インタビュー】初めての地方勤務は、 新しいやりがいと感動がいっぱいです。

K.Y.(56) 2022年入社

大阪から、宮崎へ。

私は親会社のSCSKから、SCSKニアショアシステムズの宮崎開発センターに出向してきました。SCSKではProActive関連の業務を約20年。その後はSAPのプロジェクトマネージャーを5年ほど務めていました。

前任地は大阪で、出身も大阪です。新卒でSCSKに入社して、色々なプロジェクトに携わってきました。最初はプログラマー。やがてシステムエンジニアができるようになって、30代でプロジェクトマネージャーを任されるようになって。転勤は何回も経験しました。大阪、東京、名古屋を行ったり来たり。そして今度は宮崎。宮崎には出張でも来たことがなくて、全く何にも知らない状態でやってきたんですよ。

宮崎の感想ですか?とても暮らしやすいです。人もみんなやさしくて。大淀川の河川敷で犬の散歩をしているだけで、いろんな人と仲良くなれます(笑)。仕事をしていても、メンバーがみんなやさしいですね。嫌味なことを言う人もいない。だから職場の雰囲気がとっても穏やかなんです。

プライベートでは宮崎のグルメと絶景を満喫。

宮崎には単身赴任で来ているので、現在は1人暮らしです。朝は5時から6時の間に起きて、犬を連れて散歩するのが毎日のルーティーン。朝食をとり、8時40分に家を出れば、徒歩でも9時には会社に着きます。

この会社に来て、残業もだいぶ減りました。遅くても19時か20時には仕事が終わります。大阪だと誘惑がいろいろあるけれど(笑)、宮崎に来てからはまっすぐ帰っています。車通勤の人もいるので、職場の飲み会も少ないですしね。そのため基本的には自炊をしています。宮崎の食べ物で気に入ったのは、地鶏の炭火焼きですね。あのおいしさには完全にはまりました。あと、チキン南蛮!本場はやっぱりおいしいです。
不便なことも特にありません。会社近辺には何でもそろっているし。自然が好きなので、休日はバイクで県内をいろいろ回っています。南は、南郷、都井岬。西は、えびの高原など、景色がいいところを探してツーリングを楽しんでいます。宮崎って、神秘的なところも多いんですよね。なかでも鵜戸神宮は何度も行ってます。あれほどの景色はなかなかないと思いますね。絶景で綺麗だし、パワーももらえる感じです。パワースポットといえば高千穂にも家族全員で訪れて感動していました。そんな素敵なスポットに気軽に出かけられて、平日は明るいうちに自宅に帰れるなんて、とても贅沢だなと思います。

SCSKとの橋渡しをしたい。

職場では、開発2部の部長を任されています。開発2部のメンバーは、正社員が40名、パートナーさんが40名ほど。SCSKから受けたさまざまなパッケージの保守とエンハンス開発に取り組んでいます。

私が考えている自分の役割としては、SCSKとSCSKニアショアシステムズの橋渡し役だと思っているんですよ。コミュニケーションをとってお互いをもっと理解しあいWin/Winな関係にしていきたい。あとは、「宮崎で働きたいからここにいる」という社員たちに対して、SCSKや他の拠点の話をしてあげて、広い視野を持てる様にすることを意識しています。

その一方で、ここどうなってるの?と聞いたら、多くの手順書を用意してあることには感心しました。そのほうがスキルも広がりやすいですから、みなさん、とてもまじめで、会社全体がきっちりしていますね。

地方と大都市はもっと交流すべき。

最初、宮崎に出向という話が来たとき、妻からはとても驚かれ「慣れない場所で大丈夫?」と言われました。そんなの、働く場所が変わるだけで、もはやナンセンスな話かなと思います。

地方でも、仕事ができるメンバーはいますし、東京でも活躍できる人がたくさんいます。その一方で、地方には視野が狭くてまだまだ勉強が必要だと思う人もいます。でもそれも、本人しだいでスキルアップはどこででもできます。必要なことはe-ラーニングでも勉強できますし、SCSKから資料をもらって勉強することもできますしね。やる気がある社員、上を向いている社員には、SCSKとの会議に参加頂いて、議事録を書いて頂く等で、勉強するチャンスも提供させて頂いてます。

東京をはじめ大都市の経験を持った人が地方に参画頂けるのはとても良いと思っています。大都市経験者は癒されるし、私達も良い刺激を受けると思いますので。しかもキャリア採用の人はいろんなスキルや文化を持っていますよね。それらをミックスさせることがとても良いので、もっと人材交流が増えることを期待したいですね。

次のリーダーを育てたい。

この会社なら、地方にいても、やりたいと言えば、上流工程を経験するチャンスもあります。実はSCSKも、SCSKニアショアシステムズにもっと上流工程から参画してほしいと考えているんですよ。昔と比べると、SCSKとSCSKニアショアシステムズの距離感もかなり縮まっていると感じています。

一方で、この会社は20代が多く、エンジニアとしていちばん脂がのる30代、40代が少ないんです。だからこそ、次世代のリーダーを育てるということも、私に課せられた重要なミッション。研修や現場でのOJTを通じて、スキルトランスファーにも力を注いでいます。

宮崎は、住みやすいし、通勤も楽です。大阪時代は自宅から電車で1時間かけて通っていたんですよ。あの満員電車から解放されたのは本当にうれしい。出向は長くて3年と言われているんですけど、帰りたくないなーと思っています(笑)。それくらい、宮崎は暮らしやすいし、今の仕事にもやりがいを感じているんです。