システムエンジニア

<岩手県・ 盛岡市編>動画で感じるLOCALIFE

K.O.さんは岩手にUターンするまで、東京のIT企業で14年間働いていました。その間にはメガバンクの統合にも携わるなど、仕事にはやりがいを感じていたそうです。けれど通勤は毎日、満員電車で片道1時間以上。残業も多く、終電で帰るのが当たり前の生活だったとか。それでも、「東京で働く以上、仕方ないとあきらめていた」と小山田さんは振り返ります。 そんなOさんの心を動かしたのは、SCSKニアショアシステムズが提唱する「ワークライフハピネス」という理念。盛岡を訪ねると、その言葉通りの生活を謳歌するOさんの笑顔がありました。

Oさんの取材は、盛岡市の中心部を流れる北上川の河畔で行いました。清らかな北上川の流れと、色とりどりの花々。雄大な岩手山の眺め。岩手開発部から歩いて数分の場所に、まるで絵はがきのような美しい風景がひろがっていました。

盛岡育ちのOさんにとって、会社の周辺は自分の庭のようなもの。ラーメン、じゃじゃ麵、福田パン、温泉など、盛岡のおすすめをたくさん紹介してくださいましたが、「その中でもいちばん盛岡らしいと思うものは?」とたずねると、こんな答えが返ってきました。

「この空気ですね。うまく言葉にできないんですけど、この空気を吸うと、帰ってきたなと感じるんです。東京にいた頃と、心がなんか違うんですよね。すごく楽なんです」とOさんはニッコリ。観光に来ただけではわからない、住んでみて初めてわかる良さが、盛岡にはあるようです。

※記事内容は取材当時の情報です
なだらかに流れる北上川の先には、美しい岩手山が望めます。岩手山を仰ぎ見るたびに故郷に帰ってきたんだと感慨深いですね。まさに「ふるさとの山に向かひて言うことなし ふるさとの山は ありがたきかな」という啄木の詩そのものです。