羽間さんの職場での1枚
システムエンジニア

【インタビュー】新しい拠点で、新しい自分も開発していきたい。

羽間 美恵(50) 2020年4月入社

自分はこのままでいいのか?後悔しないための決断。

私は金沢出身です。地元の大学から、大手メーカーの金沢拠点に就職。その後、いくつかの企業でSEとして働いてきました。この会社に転職する前は、IT企業の金沢支店で19年勤務していました。

転職した理由ですか?長くSEをやっているうちに、なんとなく不満がたまってきたんですよね。1つ1つは細かなことなんです。地方の意見がなかなか通らないとか、仕事がマンネリ化しているとか…。それで49歳になった時に、考えちゃったんですよ。「定年まであと10年しかない。自分はこのままでいいのか?」って。年齢も年齢でしたし、自分にどれだけの市場価値があるかもわからない。それでも私は後悔したくなかったので、転職活動をしてみようと思ったんです。
羽間さんを兼六園にて撮影

新聞記事を見て、チャンスだと思った。

そんなときに、SCSKニアショアシステムズが金沢に新しい開発センターを立ち上げる、という記事を新聞で見たんですよ。その瞬間、ここだ!と思いました(笑)。SCSKといえば、業界では誰でも知っている大手だし、働き方改革にもスピーディーに取り組んでいるイメージがありました。しかもこの会社なら、前の会社とクライアントがかぶる心配もありません。この会社が取り組むのは、東京の仕事ですからね。そのうえ今なら、拠点を1から作ることができる。これは私にとって大きなチャンスだと思いました。だからメンバーの募集が始まるのを、ワクワクしながら待っていたんです。採用が決まった時は、本当にうれしかったですね。

驚きの働きやすさ。入社3日目に有給休暇を取得。

入社してからは驚きの連続でした。最初に驚いたのは、試用期間から有給休暇がついたこと。権利はあるけれど実際は使いにくい…といったことも、この会社はありません。むしろ、有給休暇を消化しないと叱られるくらい。だからお言葉に甘えて入社3日目に使っちゃいました(笑)。

リモートワークの設備もすごく整っています。だからコロナ禍の状況でも、スムーズに仕事を始めることができましたし、誰でも知っているような大きな企業の案件に、金沢にいながら取り組めるということに、改めて驚きました。
執務中の羽間さん
打ち合わせ中の羽間さん

自分たちで考え、作っていける会社。

現在は、大手IT企業の顧客管理システムの保守やカスタマイズを担当するチームに所属しています。金沢の開発センターは開所したばかりなので、メンバーがみんな、前向きにチャレンジしているのを感じます。雰囲気が明るいんですよ。きっと不満を持っている人が少ないんだと思う。今から自分たちで作っていく拠点なのでね。

東京にある本社にも、地方の声が届きやすいのを感じます。社員が「部会」という場で話し合い、そこで決まったことで会社が動いていくんです。例えば、人事の評価項目の検討や、教育のことなどもそう。親会社は大手なのですが、ニアショアシステムズ自体はじつは規模が小さいんですよね。だから1人1人の声が届きやすいし、自分たちで変えていける。その点も魅力だと思いますね。
兼六園にて撮影

オンとオフの切り替えを楽しむ暮らし。

金沢というまちの魅力もまた、コンパクトなところだと思います。この開発センターは都心のど真ん中にあるんですが、そのすぐ隣に、金沢城公園や兼六園があるんです。ちょっと足をのばせば、山や海もすぐそこ。開発の仕事をしていると、息が詰まる時もあるじゃないですか。そういうときにふらっと外へ出れば、気分転換できる場所がたくさんあるし、いいアイデアも浮かんできそうな気がします。

しかもこの会社は残業が少なく、仕事が終われば、自分の時間をたくさん持つことができます。私の場合はだいたい18時には会社を出ていますね。それからは、お茶の稽古をしたり、加圧トレーニングに行ったり。趣味を楽しみながら、自分磨きに励んでいます。

仕事の面でももっといろんな勉強をして、スキルアップをめざしていきたいと思っています。目標は、この開発センターを大きくしていくこと。そして私自身も、この環境を活かして、もっと成長していきたい。人はいくつになっても成長できると思っていますから。