システムエンジニア

【インタビュー】ゆとりのある子育てと、場所にこだわらなくていい働き方を、金沢から始めます。

江嵜 知(34) 2020年11月入社

安心して子育てができる環境を求めて

私の出身は、名古屋。名古屋の大学を出た後、地元にあるメーカーに就職してエンジニアとなり、OA機器に組み込むソフトの開発を手がけていました。

そんな私が金沢に移住するきっかけになったのは、家族を持ったことでした。31歳の時に、金沢出身の妻と結婚。その翌年に、子どもが生まれました。初めての子育てはたいへんでしたね。私も当時の職場は仕事がとても忙しく、子育てや家事の負担が妻に大きくのしかかっていました。ところが名古屋には、妻が気軽に頼れる人がいません。2人目の子どもが欲しいと思っていたのですが、この環境では厳しいなと感じまして、「いっしょに金沢に帰ろうか」と私の方から妻に提案したんです。実家に近いほうが子育てしやすいですからね。転職することに迷いはありませんでしたよ。私にとっては、なにより家族が大事でしたから。

こんな会社が日本にあるんだ!

地方とはいえ、金沢は発展している都市なので、仕事探しについてもあまり心配していませんでした。実際、転職エージェントに相談すると、すぐに何社かのIT企業を紹介してくれ、その中にSCSKニアショアシステムズがあったんです。

迷いなく、この会社を第一志望にしました。金沢で全国のお客様を相手に仕事ができるところが魅力でしたし、働き方改革に力を入れているところも大きな魅力でした。私たちは子育てしやすい環境を求めて金沢に来たわけですからね。

働きやすさは入社してすぐに実感しました。以前の職場は毎日残業するのが当たり前でしたが、今は時間を調整した働き方が可能です。できるだけ残業させない!という会社の意気込みを感じますし、社員自身も合理的に仕事をする工夫しています。有給休暇の消化率も高いですよ。必ず9割は消化するよう、会社が呼びかけていますから(笑)。

ただ1点だけ、心配だった点もあったんです。それは、子どもが急に熱を出したときのこと。会社を休んで病院に連れていかなきゃいけないときもありますよね。そのときに、その年の有給休暇をすべて消化していたらどうなるんだろう?と思ったんです。そうしたら、この会社にはそんな緊急時のための制度もあったんです。バックアップ制度といって、有休消化後も5日間は休めるようになっています。それを知った時、この会社は本気だなと思いましたし、こんな会社が日本にもあるんだ!とうれしくなりましたね。

美術館にも託児所が。金沢は子育て世代にやさしいまち

現在は、会社からバスで15分ほどの場所にマンションを借りて暮らしています。いずれは家を買いたいと思っているので、金沢市内をリサーチして回っているんですが、ちょっと中心部を離れると、名古屋では考えられないくらい、土地代は安いですね。

また金沢市は、子育て支援施設も多いです。あの21世紀美術館にも託児所があるんですよ。金沢市民は低価格で利用できるので、ときどき夫婦で美術館に出かけて、アート鑑賞を楽しんでいます。広い公園もたくさんありますし、子育て世代も多いですね。子どもを遊ばせる場所には困らないし、妻もリフレッシュしやすいようです。将来的には妻も仕事を再開したいようですが、保育園も名古屋に比べるとずっと入りやすいみたいです。

生活の不便さも全く感じません。地下鉄はありませんが、バスがたくさん走っていて、朝はバス専用レーンがあるので、地下鉄と同じ感覚でスムーズに通勤できています。

いつかは金沢と名古屋で2拠点生活をしてみたい

これからの目標としては、リモートでの開発技術をもっと進化させていきたいと思っています。私はもともと、新しい手法を研究し、取り組むのが大好きです。最新の技術にチャレンジしながら、リモートでももっといいものができるよう、この会社を支えていきたいと思っています。

そして、今よりもっと場所にとらわれない働き方ができるようになったら、私のふるさとである名古屋と、ここ金沢と、2拠点生活ができたらいいなと夢をもっています。エンジニアの多様な働き方を認めてくれるこの会社で、一つずつ自分の夢を実現していきたいです。