システムエンジニア

<熊本県>動画で感じるLOCALIFE

赤坂 稔さん(取材当時45歳)は、「Jターン」を実行したエンジニアです。長崎で生まれ育った後、東京で就職。SEとして金融向けシステムを中心にキャリアを積んできましたが、44歳の時に、熊本への移住を決断しました。「結婚して家族ができてから、東京に住むメリットを感じなくなったんですよね」ときっかけを語る赤坂さん。とはいえ、転職には不安もあったはず。新天地・熊本でのエンジニアライフと、以前からあこがれていたという地方暮らしの感想を、緑豊かな熊本市の都心でうかがってみました。

少し前の赤坂さんのように、今は首都圏にいるけれど、「地方での暮らしにあこがれている」という方も多いと思います。ではなぜ、なかなか移住に踏み切れないのか。それは、「地方での仕事」に不安を感じているからではないでしょうか。赤坂さんも東京では上流工程に携わっていましたが、「地方に行けば下流工程になるはず。全然違う仕事になる」と覚悟していたそうです。ところが熊本開発センターで任されたのは、車載システム開発の上流工程。「たぶん私のキャリアを考慮して配属してくれたんだと思います。すごく私向きの仕事。だから想像していたより、前職との違いは感じませんでした」と赤坂さんはにこやかに話してくれました。「首都圏は上流、地方は下流」—そんなイメージさえも、当社では過去の話。1人1人のキャリアを活かせるチャンスも大きくひろがっています。