休日も仕事の連絡に気が気じゃなかった。

私の地元は秋田県です。大学で岩手に来て、卒業後は岩手県内のIT企業で5年間働いていました。プログラマーに始まり、システムエンジニア、お客様の電話対応などいろいろな仕事を経験。業界としては、主に小売系の受発注システムなどに携わっていました。小売業のシステムは、曜日や時間に関係なく、いろんなデータが動いています。タイムリーに処理する必要があるため、時間外の対応が非常に多かったです。エラーが起きたらスマホにメールが届いて、夜中に寝ぼけまなこで会社に行ったり、休みの日も関係なく連絡が来たり。いつ連絡が入るかと、夜中も、休みの日もびくびくする毎日でした。ミスをしたらどうしよう？と胃も痛くなるし、なかなかオンとオフの切り替えができないので、だんだん苦しくなってきて…。とうとう本当に体調をくずしてしまったんです。

長く安心して働ける環境を探して。

なんとかできないものかと、検討や上司に相談はしてみたもののなかなか改善も難しく。また、5年間働かせていただきましたが、後半は日々の業務の中で自分自身の成長もあまり感じられなくなってしまい、会社を辞めることを決意しました。転職するにあたっては、別の業種も考えました。でもやっぱりピンとこなかった。そんなときに、エージェントを通じて紹介されたのが、この会社だったんです。エージェントからは3社紹介されたんですが、会社のＨＰで働き方について、いちばんしっかりと具体的に制度や事例が紹介されていました。親会社も大きいですし、「この会社は本当に良さそう。長く働き続けられそうだ」と思いました。

理解のあるお客様。相談しやすい仲間。

入社後は、金融系システムの運用・保守を1か月ほど担当。その後、新しいフレームワークの案件を立ち上げるために横浜へ半年間出張して勉強をし、現在はSalesforceを使ったシステム開発を任されています。

前職では外部のお客様と話すことが多かったんですが、今はグループ会社のSCSKの人が相手。システムのことをわかってくれているので、とても説明がしやすく、働き始めてすぐに「仕事がやりやすいなぁ！」と思いました。

自分自身の問題でもあるんですが、前職では皆が忙しく、なかなか相談することができず、1人でずっと考え込むことが多かったように思います。でもこの会社では相談することが当たり前、周囲に気軽に相談できていますよ。1年目から現在までを振り返ると、仲間にすごく助けられたなという印象ですね。

プロジェクトリーダーに昇格。

4年目からは、プロジェクトリーダーを任せてもらっています。チームは10人ほど。メンバーのマネジメントをしながら、自分も開発をしたりと、今はマルチに仕事をこなしています。ボリュームが大きい案件なので当初は忙しかったけれど、いろんな人に仕事を振りながら、なんとか乗り越えてきました。自信になりましたし、自分でも成長できているなと思います。

そして、この会社は、チームでやることが徹底されています。困ったら相談しながらやれますし、チーム全員でやっている実感があります。みんな、話しやすいメンバーばかりなので、あーでもない、こーでもないと話し合いながら、仕事を進められるんです。難しかったり、大変なことがあっても1人で全て背負っているようなプレッシャーを感じないので、すごく働きやすくて、自分に合っている気がしますね。

18時過ぎには帰宅。その後は仕事を忘れてリフレッシュ

前職では、早く帰ることに後ろめたさを感じていたのですが、ここでは、自分のやることがなくなったら早く帰るのが当たり前。業務量も適切だと思います。最近は18時すぎには家に帰りつく生活で、転職して明るい時間に帰ることが多くなりました。最初の方は帰宅ラッシュってこれか！と変な感激もしていました（笑）。

もう１つ大きいのは、帰ってから仕事のことを考えなくていいということ。帰宅後は子どもとよく遊んでいるんですが、仕事を忘れて何かに没頭できるというのはすごくありがたいです。おかげで毎日、リフレッシュできています。

休みのとりやすさに、妻もびっくり。

転職してすぐに、結婚もして、一昨年には子どもも生まれました。家族に関しては本当に、この会社に入社したことが大きかったですね。妻とは前職のときから付き合っていたのですが、転職して自分にも余裕ができて、結婚とか子供とか将来のことを考えることが出来ましたから。ですから妻も、私の転職をすごく喜んでくれています。妻も仕事をしているのですが、今では妻より早く帰宅することも多く、夕食を私がつくることもあります。またこの会社はフレックスが使えるので、子どもを病院に連れて行った後に出社することもできます。それをとやかく言う人はこの会社にはいません。前職では休みを取ることは大変でしたが、いまでは休みを取ることがノルマみたいになっています（笑）。 妻からも、「そんなに休んでいいの？」と心配されることがあるほどです（笑）。

もっと早く、動いておけばよかった。

子どもが生まれたときには、育児休暇も取らせていただきました。しかも、3か月も取ったんですよ。その時、けっこう大きな案件を抱えていたのに。ワークライフハピネスを推奨している、この会社だからこそ、そんなに育休が取れたのだと思います。

仕事の上でも、大きな気づきがありました。それは、自分1人で抱え込まなくていいんだということ。誰かに任せることで、その人の成長のきっかけになるんですよね。

おかげさまで体調も、もうばっちりです。この会社に入ってから、順調に太ってますね（笑）。偏頭痛も出なくなりました。一方、収入は、変わらないどころか、上がっています。だから、もっと早く行動していたらよかったと思っているんですよ。自分の場合、前職をやめようと思ってから3年たっていましたから。自分自身もこわかったんですよね。次に働ける場所があるのかな？と。

でも、働ける場所は、あります。この業界はまだまだ人材不足。特に、キャリアのある人材は必要とされていると聞いています。だから安心してチャレンジしてほしいですね。