システムエンジニア

【インタビュー】ビッグプロジェクトが進む長崎で、 自分のキャリアもやりがいも再開発。

渡邉 聡(53) 2022年3月入社

Uターンしたものの、仕事に物足りなさを感じる日々。

私は2022年に誕生した長崎オフィスに、中途入社第1号として入社しました。出身は長崎市ですが、地元の学校を卒業した後、東京にある大手企業の情報システム部門に就職。その後はずっと東京で、金融、人事、給与システムなどの上流工程に携わってきました。
しかし45歳を過ぎてから長崎へのUターンを考え始め、50歳の時に地元へ帰る決断をしました。いちばんの理由は、親が高齢になってきたこと。元気なうちに面倒を見てあげたいと思ったんです。結果的に、私がUターンした後に、父は他界。あのとき帰っていてよかったと、しみじみ思いました。

ただ、その一方で、Uターン後の仕事に対しては、モヤモヤした気持ちを抱えていました。長崎に帰って最初に入社したのは、知人に紹介された地場のITベンダー。職種は課長を任されていましたが、東京でやってきた仕事と比べると物足りなさを感じてしまい、「自分はもっとやれるのになぁ」と悶々としていたんです。

年齢に関係なく、自分のキャリアと思いを受け止めてくれた。

そんなときに、SCSKニアショアシステムズが長崎に拠点を展開する、という新聞広告を見まして、いてもたってもいられなくて、人事部に「ぜひ面談して欲しい!」と自分からメールをしたんです。

SCSKグループのことは東京にいた時から知っていましたし、新しい拠点を立ち上げるという点にも大きな魅力を感じました。自分の今までの経験を活かせるんじゃないかと思ったからです。面接をしてもらってからはトントン拍子で入社が決定。嬉しかったですねぇ。正直、年も年だったので、話も聞いてもらえないのではないか?と思っていましたから。私のキャリアや思いを真摯に受け止めてもらえたことが、本当に嬉しかった。面接でもすごく丁寧に会社のことを説明してもらえたので、何の不安もなく飛び込むことができました。

働き方改革に本気な会社。平日もゴルフ練習に行けるように。

今はいろんな会社が「働き方改革」をうたっていますよね。でもこの会社に入って強く感じたのは、「この会社は本気で取り組んでいるなぁ」ということです。例えば時間外労働についても、毎週モニタリングがあり、時間外労働が発生していたら、その原因を分析し、すぐに対応してくれます。また休みもちゃんと管理されていますから、オンとオフがつきやすいです。前職はよく土日も出勤していましたが、今は完全オフ。そのうえ平日もほぼ定時で帰れるので、プライベートの時間はすごく増えました。

ゴルフが好きなので、この会社に転職してからは、平日も仕事が終わった後に、ゴルフの練習に行っています。ゴルフ場も、長崎のコースは幅が広くてプレイしやすいし、料金も東京に比べたらかなり安いです。特に大村湾のまわりにあるコースはおすすめですね。長崎市内から車で1時間かかりませんし、景色もサイコー。人も混んでいないので、ゆっくり楽しめます。

Uターンして改めて、長崎の魅力に気づくことができた。

東京で働いていた頃、帰省したら必ず行っていた場所がありました。稲佐山です。あの素晴らしい夜景を見ると、「長崎に帰ってきたなぁ」と思ったものですが、今はいつでも行けるのでうれしいですね。おすすめの季節は、秋から冬にかけて。空気が澄んでいるので、景色もより美しく見えますよ。

もう1つのお気に入りスポットは、外海町にある「夕陽の丘そとめ」です。長崎市内から車で40分くらいですが、そこからの夕陽の眺めは格別です。周辺には歴史的な教会群も残っているんですよ。正直、学生の頃はあまり歴史に興味がなかったんですが、今はそうした歴史の面影を見つけると、「いいなぁ」と思います。

また長崎の文化は、「和華蘭(わからん)文化」ともいわれています。料理もまちの風景も、ある意味ごちゃまぜなんですけど(笑)、なんでも取り入れるのが長崎の文化で、そこがまたいいと思う。Uターンしてから改めて、長崎の魅力を感じています。

東京にいる仲間とオンラインで仕事。刺激を受ける毎日。

この会社に転職して、仕事に対するモチベーションもグンと上がりました。現在担当しているのは、車載システムの開発です。これまで経験のなかった言語を使いますし、高度な数学が出てくるような世界なので、全部が勉強。すごく大変ですけど、すごく楽しいです。ワールドワイドな製品づくりの一翼を担えるのはやりがいがありますよね。

長崎にいるハンデもほとんど感じません。当社はオンライン開発の設備が整っているだけでなく、仕事の役割分担や進め方にも独特のノウハウを持っているなと感じます。毎日オンラインで東京のエンジニアたちと一緒に仕事をしているんですが、皆さん本当にレベルが高いんですよ。この年齢で本当に良い経験をさせてもらっているなと思いますし、毎日充実しています。

まちの変化を見ていると、自分もがんばらなきゃと思う。

長崎のメンバーは20代、30代が中心。皆さん、私よりうんと若いんですが(笑)、すごくコミュニケーションもいいです。みんな同じベクトルを向いている感じがしますね。受け身じゃない、というか。「自分で考えてやろう」という取り組み方を、全員がしています。
 
それは、長崎が新しい拠点だということもあると思います。自分たちで立ち上げていかなければならないし、歴史を作っていかなければならない。これから苦労することもあると思いますが、なかなかできない経験だと思います。

オフィスもとてもきれいですよ。リフォーム仕立ての香りがして、気持ちがいいです。今はまだ少ない人数で、贅沢に使わせてもらっています(笑)。ワーキングスペースのほかに、リフレッシュスペースがあり、大きな窓からは、長崎駅周辺の再開発がよく見えるんです。新しいビルがどんどんでき上がっていく過程を見ていると、自分もがんばらなきゃなぁ!と思いますね。

この拠点を育てることが、長崎への恩返しになる。

東京からUターンする際、まず不安なのは、収入が下がることではないでしょうか。私もUターン後の1社目では大幅に下がりました。でも私は、その点については覚悟をしていました。収入よりも両親との時間のほうが、自分にはとっては大切だったからです。

ただ、最初からSCSKニアショアシステムズに入る場合は、ちょっと違うかもしれませんね。地場の会社と比べると、給与は高いですから。長崎の物価の安さを考えれば、転職前と変わらない生活水準を保つこともじゅうぶん可能だと思います。

私が戻ってきた時は、東京で腕を磨いてきたエンジニアたちの受け皿となるIT企業があまりありませんでした。でも今は、SCSKニアショアシステムズがあります。今までの地場のIT企業とは、仕事の質も待遇も大きく違います。地元の人間としては本当に感謝していますね。と同時に、この会社を、長崎出身の若いエンジニアたちが地元に残って安心して働ける、向上心を持ってがんばれる―そんな場所にしていくことが、長崎への恩返しだと思っています。

※記事内容は取材当時の情報です