システムエンジニア

<鹿児島県>動画で感じるLOCALIFE

SCSKニアショアシステム鹿児島開発センターの課長として活躍する井神聡志さん(取材当時38歳)も、かつては東京でエンジニアをしていました。お子さんの誕生を機に、31歳の時にふるさと・鹿児島へUターン。ところが最初に転職したIT企業は残業がとても多い職場だったとか。仕方なくIT業界以外への転職も考え始めていたところで出会ったのが、鹿児島開発センターの立ち上げメンバーの募集だったそうです。以来、自動運転などを制御する車載システムの開発を担当。鹿児島で最先端の開発に挑むエンジニアのリアルな声をお届けします。

井神さんが入社した当時、鹿児島開発センターには5名の社員しかいなかったそうです。それが現在では約50名。そのうちの約半数が参加する車載システムプロジェクトは、今や拠点を代表する技術領域に成長しています。世界初の自動運転機能が搭載されたクルマが発売されたのは2020年のことでしたが、その中にも鹿児島で開発された技術が使われていたのだとか。自動運転には非常に多くの技術が使われており、世界中のエンジニアが分業して、その開発に取り組んでいます。鹿児島開発センターもその一部にすぎません。それでも、雄大な桜島が鹿児島の人々に元気を与え続けているように、「自分たちの努力が、未来のクルマへとつながっていく」という誇りが、井神さんたちの背中を力強く押し続けています。

※記事内容は取材当時の情報です