井神さんが入社した当時、鹿児島開発センターには5名の社員しかいなかったそうです。それが現在では約50名。そのうちの約半数が参加する車載システムプロジェクトは、今や拠点を代表する技術領域に成長しています。世界初の自動運転機能が搭載されたクルマが発売されたのは2020年のことでしたが、その中にも鹿児島で開発された技術が使われていたのだとか。自動運転には非常に多くの技術が使われており、世界中のエンジニアが分業して、その開発に取り組んでいます。鹿児島開発センターもその一部にすぎません。それでも、雄大な桜島が鹿児島の人々に元気を与え続けているように、「自分たちの努力が、未来のクルマへとつながっていく」という誇りが、井神さんたちの背中を力強く押し続けています。
※記事内容は取材当時の情報です
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